本郷台中日記 9月
3学年 奈良・京都修学旅行 「楽学両道」~古都に刻もう 私たちの歴史を~
9月19日(木)
最終日。この日も天候に恵まれ、半日タクシー行動を行いました。ドライバーさんから京都や見学地の話を聞いて、さらに学びが深まりました。事前に立てた希望コースをドライバーさんと話し合い、2~3か所の神社仏閣を見学しました。午後、京都駅前に戻ってきた生徒の表情から、楽しく有意義な時間を送ることができたと感じました。この3日間、先生や保護者が常に側にいなくても、自分で考え、自律した行動ができたか、3年生は自問自答して、今後の生活に役立ててほしいと思います。さあ、明日、学校で事後学習のプレゼン資料を完成させましょう。
9月18日(水)
2日目も、天候に恵まれ、京都一日班行動を実施しました。市バス、地下鉄、京阪本線が自由に乗り降りできる一日乗車券を使い、綿密に立てたコース計画をもとに神社仏閣を見学しました。実際に見て、音・匂いなどの雰囲気を肌で感じとったり、事前学習で学んだ知識を確認することができ、貴重な体験となりました。バスが混んでいて予定時刻に乗車できなかったり、見学時間を超過し、見学地の調整が必要になっても、2年間の班行動の経験を活かし、班員で協力して自分たちで話し合いながらコースを立て直し、解決していました。昨日に続き、とても気温が高く、暑い日差しを受け、体力を消耗しました。3年生は、互いに励まし合いながら行動し、全員予定時刻までに宿舎に戻ってきました。夜は、宿舎で「漆器の加飾(色絵つけ)体験」を行いました。丸絵皿、筆入れ、コンパクト鏡、ペン立てなどの漆器にそれぞれがデザインした絵を描き、伝統技術を体験しました。
9月17日(火)
初日、天候に恵まれ、東大寺大仏殿を見学しました。生徒は、圧倒的な存在感の大仏に魅了されました。無病息災や願いが叶うとされる「柱の穴くぐり」に、興味津々で行列をなしていました。班行動では、阿修羅像など有名仏像を安置する「興福寺」、鮮やかな朱塗りの社殿「春日大社」など世界遺産を見学したり、鹿タイムと称して、鹿せんべいを与えたり、有意義な時間を過ごしました。班で指定された列車を乗り継ぎ、無事に奈良から京都の旅館まで全班たどり着くことができました。