校章の由来
本郷の本という漢字をデザインした上の形は教育や知識、科学という意味を表している。下の形の銀杏の葉は、未来を切り拓くたくましい力を表している。
本郷地区は古くから多くの文化人が暮らし、学んだ歴史と伝統のある土地である。学校や寺院など学問を修める建物も多い。その街にある本郷小学校で児童が進んで学び、自己を磨き、やがて社会に尽くす人に成長して欲しいとの願いが、「本」の形に込められている。
イチョウは本郷地区の学校や公園、道路の街路樹に数多く植えられている。特に春の新緑と秋の黄葉は美しく、人々の心を豊かにしてくれる。生命力旺盛な木で、粘り強く成長し、やがて巨木となるこのイチョウのように、児童が高い理想を掲げ、広い心をもって平和な世界をつくる使命感に燃える人に育って欲しいという願いが込められている。また葉が二枚なのは、旧真砂小学校と旧元町小学校が統合し、児童が互いに交わり、ともに助け合って理想的な学校を作り上げるという意味である。