10月13日(火)日本ブラインドサッカー協会の増田先生、高山先生と「ブラインドサッカー」の体験学習をしました。

ご自身が視覚障がい者である増田先生がご自身の生活についてお話をしていただいた後、実際にアイマスクを装着した状態で、見事なドリブル、パス、シュートを実演してくれました。ボールの中に音がするように鈴が入っているとはいえ、まったくまわりが見えない状態でのプレーに大きな歓声と拍手が起こりました。

続いて、子供たち自身がアイマスクを付けて挑戦します。パートナーからの声だけを頼りに、ボールを取りに行き、ゴールの方向を確認してシュートしました。まわりが見えない状態の友達の気持ちを考えながら、「どう声をかけたらできるだろうか」と真剣に考えていました。見事にシュートが決まると、どのグループからも惜しみない拍手が起こりました。

アイマスクをした状態で1歩踏み出す大変さを体験した子供たちは口々に、「今度、街で困っている人を見かけたら声をかけて手助けしてあげたい」と素直な感想を話していました。