令和3年度ニュース
3月の様子
水仙の花が咲きました
令和3年度 あお組のみなさん、お元気ですか?
みんなが毎日お世話をしていた、水仙の花が咲きました。春のあたたかな日差しを受けて、大きな花を咲かせています。
小学校は楽しいですか?元気な1年生になってくださいね。
2月の様子
子ども会
子どもたちが「遊び」を通して行なっている表現活動を保護者の方にご覧いただく機会として「子ども会」を開催しました。
もも組は、これまで学級で親しんできた絵本を題材に『どうぞのいす』の劇をしました。自分で作ったお面を身に付けて、動物になって動いたり友達と一緒にセリフを言ったり歌ったりすることを楽しみました。
あお組は、絵本『どろぼうがっこう』をもとに、学級のみんなでストーリーを膨らませていき、『どろぼうがっこう ~外国に行くの巻~』という劇をしました。衣装や道具など劇に必要な物についても考えを出し合い、工夫したり友達と協力したりしながら作りました。
当日はどちらの学年もお客さんからたくさんの拍手をもらい、喜びや達成感を感じていました。
お別れ遠足
進級・就学が近付き、もも組とあお組で一緒に過ごせるのもあとわずか。楽しい思い出をつくりに、みんなで「小石川植物園」へ遠足に行きました。
植物園の中では、もも組・あお組混合グループでウォークラリーをしました。探検カードと地図を手掛かりに、チェックポイントに隠れている教師を探し、ポイントごとのお題をクリアしながらゴールを目指しました。頼もしく優しいあお組のリードのおかげで、どのグループも無事にゴールすることができました。
お弁当は、咲き始めていた梅の花を見ながら食べました。
往復の道のりでは疲れが見える子もいましたが、幼稚園に帰ってきたら、「遠足楽しかった」「探検楽しかった」「外でお弁当を食べて嬉しかった」などの声とたくさんの笑顔が溢れていました。
当番の引継ぎ
あお組はこれまで幼稚園の大事な仕事として「お休み調べ」や「動物の世話」などの当番を行なってきました。「(自分たちが)小学校に行く前に、当番の仕事をもも組に教えてあげよう」と当番の引継ぎをすることにしました。
始めは、優しく教えようと頑張っていても、気付いたらもも組は見ているだけになっていることもありました。しかし、“教える”ことを繰り返すなかで、自分たちが全部やってしまうのではなく、「言葉で伝える」「相手に分かるように教える」ことを意識していくようになりました。
教えてもらったもも組は、あお組に憧れの気持ちを抱きながら、これからは自分たちで頑張っていこうと張り切っているところです。
1月の様子
観劇会
人形劇団「パンタルカ」による『ぶたさんをさがしに』や『おおきなかぶ』などの人形劇を観ました。
大きなゾウや首が動くフクロウなど、それぞれの人形に関心をもちながら、ストーリーの展開を楽しんでいました。
運動遊び
オリンピック・パラリンピック教育推進事業の一環として、ライズチャレンジクラブ代表の坪田潤一郎先生(ツボタマン)をお招きして、学年ごとに運動遊びをしました。
今回は「縄」を使った活動です。縄に触れたり、使って遊んだり、「跳ぶ」ことだけでない楽しい活動を学年に応じてたくさん教えていただきました。
準備体操。お腹に力を入れて倒れないようにしています。
縄を結んで頭の上にのせて「ちょんまげ」!落とさないように歩いてみよう。
縄を自分で結ぶことも日頃から経験しています。
縄を半分にたたんで、床に置いてジャンプ。前後に跳んだり左右に跳んだり。
半分折りにした縄跳びを両手で持ったまま、縄をまたいだり、後ろから前に縄を戻したり。この動きが、縄跳びを連続で跳ぶ時の腕の回し方につながっていきます。
ツボタマンからは、短時間(「3分間」や「10回」など)でよいので、「なるべく毎日縄跳びをして遊ぼう」とアドバイスをいただきました。翌日以降、もも組もあお組も友達の刺激を受けながら「やってみよう!」「楽しいね」と取り組んでいる姿がありました。
12月の様子
ミニコンサート
遊びや学級の時間に楽しんできた歌や楽器遊びを「家の人にも見てもらおう!」と、ミニコンサートを開催しました。
もも組は、音楽に合わせて体を揺らしたり、友達と一緒に歌ったり楽器を鳴らしたりすることを楽しんでいました。緊張したり張りきったり、いろいろな気持ちも経験したミニコンサートでした。
あお組は、歌詞のイメージを感じながら歌ったり、友達と気持ちを合わせて合奏に取り組んだりしました。合奏は、もも組よりも扱う楽器が多く、鳴らし方や構成も複雑ですが、楽しみながら繰り返すうちに覚えていきました。当日は、音楽をよく聞き、教師の指揮を見て、みんなで気持ちを合わせて、堂々と発表する姿が見られました。
どちらの学年も、見てくださった保護者の方の笑顔やたくさんの拍手、感想のコメントから、「大成功だった」「素敵なコンサートになったね」と、喜びを感じていました。
文京盲学校との交流(あお組)
幼稚園の隣にある都立文京盲学校の2年生が幼稚園に来てくれました。
盲学校の生徒たちは、トーンチャイムの演奏を披露してくれたり、点字を使いながら紙芝居を読んでくれたりしました。あお組からは、お礼として「青い空に絵を描こう」の歌を歌いました。
また、手作りの点字の名刺や点字の読み方表もプレゼントしてくれました。子どもたちは、目を閉じて点字を触ってみて、細かい凹凸を指だけで読み取る難しさを感じていました。興味をもって触れているうちに、「(凹凸が)分かった!」と嬉しそうにする子もいました。
交流後、盲学校の生徒さんから感想の手紙をいただきました。「みんなとたのしくすごせて、とってもうれしかったです」「みんなのうたに、げんきをもらいました」などと書いてくださっていました。
お楽しみ会
2学期の終わりに、「もも組とあお組で一緒に楽しい時間を過ごそう!」と、お楽しみ会を行ないました。クリスマスツリーやみんなが作ったクリスマスの飾りがホールを彩る中、映画館のようにスクリーンでお話を観たり、みんなで歌ったり、「ジングルベル」のダンスをしたりしました。
途中でなんとサンタさんからの手紙が……!どこかからこっそりみんなのことを見ていたサンタさんが、プレゼントを置いていってくれました。プレゼントを探し出し、驚きと喜びで大興奮の子どもたちでした。サンタさん、ありがとう!
11月の様子
年長あお組が遊園地を作りました!
10月下旬、年長あお組は遠足で「東京ドームシティアトラクションズ」に行きました。
楽しかった遠足の経験を基に、「遠足に行っていないもも組さんのために、幼稚園に遊園地を作ったらどうかな?」と始まった遊園地ごっこ。「どんな乗り物を作りたい?」「どうやって作る?」「(乗り物ができたら)遊園地では係の人としてどんな役割が必要?」など、日々みんなで考え相談しながら心を込めて作ってきました。
11月下旬、5つのアトラクションがある「わくわく あおぐみ ゆうえんち」が完成!
年少もも組には秘密で作っていたため、招待されたもも組はビックリ!「あお組さんが作ったの?すごい!」と驚きながら、あお組の遊園地を楽しんでいました。
「ウォータージェットコースター」
水のコースを走るジェットコースター。乗り物にはイルカや色とりどりの魚などが描かれています。
「虹色パンダカップ」
ふわふわのパンダと飾りの付いたカップに乗って虹のコースを回るアトラクションです。
「宇宙ビームショット」
宇宙空間での的当てゲーム。的の宇宙人やUFOは仕掛けで動くようになっています。
「スカイ☆スカイ☆カラオケ」
乗り物の中にはカセットデッキと手作りマイクがあり、選んだ音楽を流してカラオケができる観覧車です。
「お宝海賊船」
海賊船に乗って宝探しへ出発!コース内の宝を全部見つけると金メダルがもらえます。
「あお組さん、ありがとう」ともも組からお礼の気持ちを伝えました。あお組は、友達と力を合わせたことで自分たちの考えが実現でき、相手に喜んでもらえた嬉しさを感じていました。遊園地、大成功!
一日動物村
幼稚園の園庭に、ヒヨコ、ハツカネズミ、モルモット、ウサギ、ニワトリ、アヒル、イヌ、ヒツジ、ヤギ、ヘビと様々な動物がやってきました!
撫でたり、膝や手に乗せたり、餌やりをしたり、ヘビを首に巻いてみたり、たくさん触れ合って楽しい時間を過ごしました。
触れ合う中で温かさや柔らかさ、生きているということ(生き物の命)を感じながら、大切に関わろうとする姿が見られました。
10月の様子
サツマイモの収穫
年長あお組が、1学期に地域の「こうらくクラブ」の方々と一緒に植えたサツマイモの苗がぐんぐん生長し、いよいよ収穫の時を迎えました。
どれくらい掘れるかわくわくドキドキしながら、まずはサツマイモの蔓を引っ張ります。「うんとこしょ」と力を合わせて引っ張ると、予想以上に長~い蔓にビックリ!
蔓と一緒に出てきたサツマイモもありましたが、まだまだ土の中にあるため、今度は手で掘り出します。
応援&見学に来ていた年少もも組に見せてあげる姿も。
収穫を楽しみに育ててきたので、たくさん掘れてとても嬉しそうでした。
収穫の後は、蔓で縄跳びをして遊ぶ姿もありました。
にこにこ体操
1学期に引き続き、げんきキッズ体育・体育指導者 斉藤先生をお招きし、「にこにこ体操」で運動遊びをしました。
まずは準備体操。初めての踊りでも、斉藤先生の楽しい言葉掛けのおかげで、自然と体が動いていました。
次は、「よ~いどん!」
年少もも組は、「小学生みたいに速く」「おじいさん、おばあさんになって」などいろいろなものになりながら走ることで、動きのバリエーションが広がっていました。
年長あお組は、難易度が上がっていき、途中からは「〇〇な人、よ~いどん!」と条件付きに。合図をよく聞くこともポイントとなっていました。
今度は、玉入れの玉を頭に乗せて落とさないようにバランスをとります。速く走るだけでなく、自分の体をコントロールしながら動くことも大切な経験です。
最後はどちらの学年もみんなで「バルーン」をやりました。大きなバルーンに大喜び。みんなで持って動かしたり、中に入ったりして楽しみました。
7月の様子
ふしぎ!かがくタイム
開成中学校・高等学校の宮本一弘先生に来ていただき、あお組が不思議で楽しい科学の実験をしました。
実験をするためには話をよく聞くことが大切です。机の上に実験の道具が置かれても、先生の話が終わるまでは触らず、道具の扱い方や気を付けることを聞いてから動きます。
使う液体は何かな?手であおぐようにして慎重に匂いを嗅ぎ、考えたり予想したりしています。
今回の実験は「消える絵」(“ヨウ素デンプン反応”を使った実験)でした。子どもたちにも分かりやすくお話してくださったので、興味をもちながら仕組みを知ったり、描いたものが消えることに驚いたりしていました。
“よい歯の幼稚園”として表彰されました!
1学期の歯科健診の結果、むし歯のないお子さん(処置が完了している人を含む)・治療を要する歯周疾患がないお子さんが多かったことから、文京区「歯と口の健康づくり2021」で“よい歯の幼稚園”として表彰されました。これからも歯磨きの習慣が身につくように親子で取り組みながら、自分の歯を大切にしていけるといいですね。
6月の様子
お話会
今年度も尾松純子先生をお迎えし、学年ごとに様々なお話を聞かせていただきました。
手袋人形やパネルシアターを見たり、手遊びを一緒に楽しんだり、素話をじっくり聞いたりしました。
・ヒヨコとニワトリの手袋人形 (もも組)
・カミナリドンの手遊び (あお組)
・ダイコン・ニンジン・ゴボウのミニパネルシアター (あお組)
コオーディネーショントレーニング
日本コオーディネーショントレーニング協会より、講師の先生をお招きして行いました。コオーディネーショントレーニングは、単純な動きが中心ですが、身体・脳・心に刺激を与え、“学ぶ力”を引き出すトレーニングです。
楽しく、時にはダイナミックに動いてくださる講師の先生のもと、どちらのクラスも様々な体の動きを経験したりたくさん体を動かしたりしました。
【あお組】
・この姿勢のまま、手を使わずに立てるかな?
・リズミカルにジャンプをしながら、右(左)肘と左(右)膝をタッチ!
・ジャングル鬼ごっこ(隠れたり障害物をよけたりしながら逃げる鬼ごっこ)
【もも組】
・ Sの字運動(手を肩につけて、肩から体をクネクネゆらゆら~)
・忍者の修行!(輪のところを素早く進んだりジャンプしたり)
・マットの島渡り(途中の海でカニに捕まらないように渡ろう!)
ミュージック・ワークショップ
次世代を担う子どもたちが舞台芸術に直接触れる機会を提供する東京都のプログラムとして、東京文化会館のミュージック・ワークショップを行いました。
演目は、「チーズを探せ!くいしんぼうネズミ!」。幼稚園のホールがかわいい「ネズミの家」になり、みんなでチーズを探して「チーズパーティー」をしよう、というストーリーでした。手拍子やマラカス、歌や踊りで子どもたちも参加しながら、ネズミと挨拶をしたり、一緒にチーズを探したり、素敵な楽器の生演奏を聞いたり、お話の世界と楽器の演奏を楽しみました。
あお組:歌いながらネズミたちとご挨拶 「♪こんにちは こんにちは ハロー」
あお組:マラカスを使ってチーズ作り 「たくさん振ってね」
もも組:ピアノとコントラバスの生演奏。素敵な音色でした。
もも組:チーズパーティーでダンス!ダンス!!
オリンピック・パラリンピック教育事業 フラダンス体験
本園修了生の保護者の方を講師としてお招きし、「フラダンス体験」を行ないました。
もも組は、月、ヤシの木、波などを表す簡単な動きを教えてもらい、日本語の歌詞の『月の夜は』という曲を踊りました。「ヤシの木ゆらゆら」「花の冠をどうぞ」など、先生の動きを見て興味をもったりイメージを感じたりして楽しんでいました。
「お月様は、こうだよ。掌が上向きね」
あお組は、ハワイ語の「カイマナ・ヒラ」という曲を踊りました。『カイマナ・ヒラ』とは、ハワイのオアフ島のワイキキビーチにある高い山を表すそうです。動きの意味を教わりながら、講師の先生をよく見て踊っていました。講師の先生が身に着けていたレイや花の冠にも興味をもっていました。
高い山のポーズ
山を見上げるポーズ
5月の様子
ふれあい苗植え会
いつも幼稚園を応援してくれている地域の「こうらくクラブ」の方と一緒に、あお組が苗植えをしました。
サツマイモ、キュウリ、ナス、ピーマンの苗を植えました。サツマイモの苗を植える角度(寝かせて植えること)や土のかぶせ方などのポイントを優しく教えていただきました。生長や収穫が楽しみですね。
にこにこ体操
げんきキッズ体育・体育指導者 斉藤先生をお招きし、「にこにこ体操」で運動遊びをしました。
もも組は、「むすんでひらいて」「げんこつ山のたぬきさん」「弁当箱のうた」など、手遊びでおなじみの曲を使ってジャンプをしたり走ったり体を動かすことを楽しみました。また、縄跳びを地面に置き、「家」に見立てて出掛けたり帰ってきたり、縄を跳ぶだけでない遊び方も教えてもらいました。
あお組はもも組よりも難しい内容にチャレンジ!「あんたがたどこさ」の「さ」の部分で相手と手を合わせたり、足と足を合わせて倒れないようにバランスをとったりする動きをやってみました。縄跳びを使った活動では、二つ折りにして地面の上を回してジャンプする動きに挑戦しました。
どの活動も、楽しみながら「ちょっと難しいけど挑戦してみたい」「もう一回やりたい」という気持ちで、張りきって取り組んでいました。
4月の様子
もも組 幼稚園探検
「幼稚園には何があるかな?」「どんな場所があるかな?」と、みんなで探検をしました。
ゾウのぬいぐるみの“パオくん”と一緒に探検しながら、いろいろな場所に興味深々でした。
園庭では、探検をしながら遊び方の約束事の話も聞きました。
「ブランコを待つ時は、ここに座ってね」
「外で遊ぶのも楽しいね」
もも組 好きな遊び
4月は、慣れ親しんだ遊具で遊んだり食べ物を作ったりすることを楽しんでいました。
色を塗ったりシールを貼ったり、簡単に作れて「できた!」「楽しいな」と感じられる物を少しずつ増やしています。
ウレタン積み木(やわらかい積み木)で作った乗り物も人気です。
あお組 好きな遊び
進級してホールで遊べるようになったり、使える遊具が増えたりしたことで、ワクワクしながら遊んでいます。
大きな“マルチパネ”は、友達と声を掛け合って遊ぶ姿が見られます。
「(倒れないように)押さえててね」「オッケー!」
「いろいろな形が作れて楽しいね」
友達の作っている物を見て刺激を受け、アイディアを取り入れている子もいました。
園庭では、靴鬼や中当て、一輪車や鉄棒など体を動かして遊ぶことを楽しんでいます。
(中当て)「ボールをよく見て!」「当たらないように逃げろ」
あお組 こいのぼりリレー
グループの友達と相談しながら一緒に作ったこいのぼり。園庭に飾るだけでなく、こいのぼりを持ってリレーもしました。あお組の子どもたちに導かれ、こいのぼりも空を元気よく泳いで進んでいました。