令和3年度
9月29日(水)2年生
単元名:たし算とひき算の筆算
本時の目標:3位数ー1,2位数(十、百の位からの波及的繰り下がりあり)の筆算の仕方を理解し、その計算ができる。
人権教育の視点:
見通しをもって筋道を立てて考察する力を育成することで、根拠をもって考える態度を育む。
多様な解決方法や多面的な見方を比べ話し合うことで、互いのよさを理解し、受容する心情を育む。<技能的側面>
ボックス君(位取り表)を使って、ひき算の筆算(繰り下がり)の仕方を説明する活動に意欲的に取り組むことができました。前時までの学習で学んだことを生かし、友達に分かるように筆算の仕方を説明しようとする姿が見られました。
友達の考えを聞く際には、「友達の考えのよいところや、友達の考えと同じ所、違う所」という視点をもち、自分の考えと比較しながら聞くことができました。(人権教育の視点)
9月22日(水) 3年生
単元名 :かけ算の筆算
教材 :かけ算の筆算(1)
本時の目標 :2位数や3位数に1位数をかける乗法の計算の仕方について理解し、確実に計算することや成り立つ性質について理解できるようにするとともに、数学的表現を適切に活用して、乗法の成り立つ性質を活用したり計算を確かめたりしながら計算した過程を振り返り、今後の生活や学習に活用しようとする<知識及び技能>
人権教育の視点:
多様な解決方法を考えることや多面的な見方を比べ、話し合うことで、互いのよさを理解し、認め受容する心情を育てる。<技能的側面>
かけ算の筆算についてアレイ図を用いて説明する学習をしました。自分で一生懸命丸を書き、10のまとまりを作って計算することができました。
自分の考えを意欲的に発表したり、友達の意見をじっくり聞いたりしながら、学習を深めていました。友達と自分の考えの同じところや違うところに気付き、より効率的に計算する方法を熱心に考える姿が見られました。(人権教育の視点)
9月9日(木)1年1組
単元名 :お話を楽しんだり、想像を広げたりしながら読もう
教材 :やくそく(光村図書第1学年)
本時の目標 :
3匹のあおむしと大きな木の行動や気持ちを叙述や挿絵に基づき具体的に想像する。
想像したことをもとに、工夫して音読する。
人権教育の視点:
登場人物の行動を捉え心情を想像する学習を通して、人との関わりなどについて自分の考えをもとうとする態度を育む。<価値的・態度的側面>
叙述を基に、登場人物の心情や人物像を音読で表現する学習を通して、想像力や伝える力を育む。<技能的側面>
物語の起承転結の点にあたる、あおむしたちの心情や行動が変わる場面を読み取りました。ペープサートを活用して場面の様子を丁寧に読み取り、あおむしたちの心情の変化を考えていきました。その後の音読では、読み取って想像したことをもとに、読み方を工夫する様子が見られました。
あおむしたちがけんかをやめた理由を考える場面で、児童たちは叙述を基にして考え、自分の意見を友達の方を向いて伝えることができました。また、友達の発言に対して、「うんうん」と相槌を打つなど、共感的に話を聞く姿が見られました。(人権教育の視点)
7月14日(水)5年生
単元名 :小数のわり算
本時の目標 :小数のわり算の計算の意味を数直線や図を使って説明することができる。
人権教育の視点:
人権にかかわる事柄を知識として捉えるだけでなく、共感的に受け止め、内面化するために事象を数理的に処理したり、考察したりする力を育てる。<技能的側面>
問題文を読んでどのような式になるのか数直線を使って考えました。既習の学習の比例という言葉を使い、「一方が〇倍になるともう一方も〇倍になるからこのような式になる。」と自分の言葉で説明することができました。
自分の考えをもち、深めるために、どのコースの児童も自力解決できるような支援を行いました。また、多様な解決方法のよさを理解し、認め受容したりするために、違いと共に既習事項との関連を明確にして、それぞれの考え方のよさに気付かせるようにしました。(人権教育の視点)
6月15日(火)6年1組
単元名 :筆者の主張や意図をとらえ自分の考えを発表しよう。
教材 :時計の時間と心の時間(光村図書第6学年)
本時の目標 :筆者の主張に対する自分の考えを発表することができる。
友達の発表を聞いて、感じたことを伝え合うことができる。
人権教育の視点:
話し手の考えを受け止めたり、共感したり、より良くしようと考えたりしながら聞き、お互いを理解し、信頼し支え合う態度を育む。<差別・偏見意識の解消>
前の時間までは教材から筆者の主張とそれを支える事例との関係を学習し、筆者の主張に対する自分の考えをまとめました。
本時では、自分の考えをグループの中で発表し合い、他の人の考えを聞いて感じたことや納得したことなどを伝え合いました。「〇〇さんの事例が分かりやすかった。」「主張の時に疑問文を入れているのが、分かりやすかった。」など、たくさんの意見が出ました。
グループ交流をする際に、友達の考えの良かったところや共感するところを伝えあっていました。発表の後に自然と拍手が起こり、友達の考えを受け止め認め合う姿が見られました。(人権教育の視点)
6月 8日(火)1年2組
単元名 :物語を読んで、劇を表現しよう
教材 :おおきなかぶ(光村図書第1学年)
本時の目標 :叙述をもとに、登場人物の変化と物語の展開を読み取ることができる。
人権教育の視点:
叙述をもとに、登場人物の行動や場面の変化(登場する順番など)を読み取る学習を通して、想像力や伝える力を育てる。<技能的側面>
「誰が」「誰を」の叙述に着目して、登場人物が出てくる順番や場面ごとの様子を読み取りました。児童は、積極的に挙手をして発言していました。座席の列ごと(4~5人)に登場人物になりきり、「うんとこしょ、どっこいしょ。」と音読しました。列ごとに音読する人が増えて、声の大きさが変化していったことから、かぶを抜こうとする登場人物の力が強くなっていったことに多くの児童が気付くことができました。
友達の発言に対して、友達を見て最後まで話を聞く姿が見られました。また、読み取ったことを大きな声で友達に伝えることができました。(人権教育の視点)
6月 1日(火)4年2組
単元名 :新しい本の楽しみ方~作者が伝えたいことは?~
教材 :一つの花(光村図書第4学年上)
本時の目標 :
第3場面までを読み返し、お母さんとお父さんの「一つだけ」という言葉について、共通点や相違点を考える。
人権教育の視点:
読み取ったことについて、その理由を伝え合う活動を通して、自他の捉え方の違いに気付き、それを認めようとする心情や態度を育む。<価値的・態度的側面>
お母さんとお父さんの言った「一つだけ」という言葉について共通点と相違点を考えました。第3場面までを読み返し、自分の考えをノートにまとめ、全体で共有しました。全体交流を通して、似ているところや違うところがあると分かりました。
自分の考えと他の人の考えを比べ、一人一人の感じ方について共通点や相違点があると意識し合えていました。(人権教育の視点)
5月27日(木)4年1組
単元名 :筆者の主張をとらえて、自分の考えを発表しよう
教材 :アップとルーズで伝える・思いやりのデザイン(光村図書第4学年上)
本時の目標 :
「アップとルーズで伝える」の段落構成図を段落相互の関係に着目して選び、理由を話し合うことを通して、文章全体の筆者の主張や説明の仕方の工夫について考える。
人権教育の視点:
段落構成図を選んだ理由を伝え合う活動を通して、自他の捉え方の違いに気付き、それを認めようとする心情や態度を育む。<価値的・態度的側面>
自分がその段落構成図を選んだ理由をペアで発表し合ったり、文章の中の言葉を取り上げて、クラス全体の場で話し合ったりしました。意見として様々な捉え方を考えていく中で、筆者の主張に迫っていくことができました。
「私が選んだのは~です。なぜなら~だからです。」と聞き手に分かりやすく理由を強い示して自分の考えを伝え、お互いの考えを尊重し合いながら、意見交換をしていました。(人権教育の視点)
5月25日(火)6年2組
単元名 :物語を読んで、感じたことや考えたことを伝えよう
教材 :帰り道(光村図書第6学年)
本時の目標 :叙述を基に、「周也」の心情や人物像を読み取れるようにする。
人権教育の視点:
想像したことや感じたこと、考えたことを伝え合う学習を通して、「同じ文章を読んでも人によって捉え方が違うのだ」ということに気付き、その違いを認めようとする心情や態度を育む。<価値的・態度的側面>
叙述に即して、周也の性格や悩みを読み取ったり、周也はなぜ律の言葉を受け止めることができたのかを考えたりしました。「心が通じ合ったから」、「天気雨で相手の思いを理解できたから」、「帰り道の途中で自分の発言を反省し自身の課題に向き合ったから」など、様々な意見を交流する中で、周也の人物像に迫ることができました。
一人読みからペア交流、全体交流を通して、友達との人物像の捉え方の違いに気付き、その違いを認めようとしたり、友達の考えに共感したりする姿が見られました。(人権教育の視点)