校長挨拶
第九中学校は、 コミュニティ・スクール(地域運営学校)として、地域社会とともに教育活動に邁進しています。令和7年4月1日現在、生徒数は 329 名です。生徒も保護者も『通ってよかった』と実感できる学校を目指して、『何事にもひたむきに取り組む生徒』という理想の生徒像を掲げています。
学力向上はもとより、令和の日本型学校教育が目指している「知・徳・体」のバランスのとれた教育活動を行っています。
日々の授業では、タブレットPCや様々なICT機器を効果的に活用しています。AIドリルや生成AIを積極的に導入し、利活用しながら視覚的でわかりやすい授業を実践することで、全ての生徒たちの可能性を高めています。
全校で特別支援教育を推進しています。特別支援学級では、交流及び共同の取組をはじめ、その充実に力を注いでいます。生涯にわたり、心と体の健康を維持するための部活動や早朝の「ランラン倶楽部」など体力向上の取組や、健康 教育・食育指導も推進しています。
いじめを断じて許さない校風づくりのもと、生徒の豊かな心の醸成のために、道徳教育の充実も図っています。多くの部活動では、生徒主体の活動を目指しています。総合的な学習の時間では、『第九中生が持続可能な地域社会の実現を応援する。~12町会課題解決アントレプレナーシップ~』等の課題解決型、探究型の授業、キャリア教育を通して自己肯定感を高め、「生きる力」 の育成に力を注いでいます。
第九中学校では、全教職員が心を込めて、生徒に体当たりで臨み、「第九中でこそ学べる」「第九中でしか学べない」質の高い教育を提供します。目指す学びは、「創造的な学び」への到達です。そして、予測不可能な社会のいかなる変化にもしなやかに対応することができる生徒の育成を目指しています。
令和7年4月1日
文京区立第九中学校長 窪 宏孝