10月31日(月) 1年 どんぐり拾い

 今日は31日の月曜日。31日まである月は、1・3・5・7月と8・10・12月。400年以上前にローマで始まった「グレゴリオ暦」を日本で採用するようになって今年で150年です。何月が何日までってどうやって決めたんだろう。よく見るとカレンダーっていろいろな「数のきまり」が見つかるよ……。今朝の全校朝会ではそのような話をしました。さて、悪天候により2回延期をしていた1年生のどんぐり拾いですが、今日はとてもよい秋晴れとなってようやく実施ができました。肥後細川庭園に行って、たくさんのどんぐりを拾ってきました。いろいろな色や形をしたどんぐりを見つけて、とてもうれしそうな1年生。秋らしさをたくさん感じて帰ってきました。来週はお隣のホテル椿山荘東京でもどんぐり拾いをさせていただく予定です。都心なのに近所にどんぐりがたくさんあって、本当にこのへんはいいところですね。お昼は、これも延期になっていた分の関台キッズを行いました。晴れの日の関台キッズって久しぶりな気がします。今日は校庭も使って縦割り班で楽しそうに遊ぶ姿が見られました。

     

10月24日(月)~28日(金) 今週のできごと

 今週も学校日記を更新できないうちに1週間が終わってしまいました。1週間の出来事をまとめてお知らせします。  24日(月)朝から雨模様で、1年生のどんぐり拾いは延期になりました。朝はオンライン朝会。代表委員の子供たちが挨拶に関する動画を作ってくれて、児童に挨拶をしっかりしようと呼びかけてくれました。それ以来、登下校のときにしっかり帽子を取ってとても気持ちよく挨拶をしてくれる人が増えました。素直な子供が多いのも関台小のよいところですね。また、この日は3年生の学年活動で、学習発表会に向けて演劇の専門家から演劇の基礎を教わったそうです。私は用事があって見に行けませんでしたが、発表会での成果が楽しみです。  25日(火)朝は児童集会。集会委員会の皆さんが手品を披露してくれました。ぶっつけ本番で映像で披露してくれた集会委員。芸達者が多いなと感じました。4年生は練馬区の農園に自然体験教室に出かけました。天気が心配でしたが、雨は降らず行くことができました。とても寒い1日でしたが、4年生はとても熱い気持ちでさつまいも掘りに熱中していました。株によってたくさん芋がついていた人、小さい芋ばかりだった人、大きな芋が1つだった人、それぞれでしたね。私もみんなのお手伝いに夢中で、写真を撮れませんでした。次の日から腰が痛くなってしまいました…。   26日(水)今週は2年生が1クラスずつ目白台図書館の見学に行きました。図書館の地下倉庫を見せていただいたり、いろいろな本などを見せていただいたり、文京区に伝わるお話を聞いたりしました。この日は2年2組の見学に同行しました。また、午後は就学時健診で100名近い来年度の1年生が健診を受けました。  27日(木)6年生が文京区立小学校の陸上記録会に出かけました。いつもは全校の6年生が集まって実施していたそうですが、コロナ禍で2年間中止。そして今年度は4部に分けての実施でした。六義園の運動場で、100メートル走と50メートルハードル走の2種目にそれぞれ参加しました。皆さんが精一杯走る姿がとても格好良かったな。区内でも上位に入る記録が出た児童もいました。また代表の2名が開会式で言葉を述べましたが、その内容もとても立派でした。  28日(金)来週から体育館で本格的に学習発表会の練習が始まりますが、すでに校内では練習の声が響き渡っています。休み時間にも音楽の練習をしていると思われる音が聞こえてきます。発表会では台詞や出番の多い人もいれば、裏方に徹する人もいると思います。オーディションでやりたい役に選ばれなかった人もいると思います。でも一人一人がいるから発表が成り立ちます。どのような役割も大切です。みんなが主役の発表会。どのような内容になるか、今からとても楽しみです。写真は3年学年活動と2年図書館見学です。   今週も1週間、ありがとうございました。

       

10月17日(月)~22日(土) いろいろなことがあった1週間

 今週は出張等が重なり、学校日記が書けませんでした。秋は社会科見学や校外学習が多くなります。また、1か月後に学習発表会を控えているので、様々な行事も集中します。今週もいろいろありました。まとめて紹介します。  17日(月)教育実習が始まりました。日本女子大の3年生が、主に2年生の教室で3週間の実習を予定しています。多くの学びがある3週間にしてほしいと思います。  18日(火)関台キッズ 6年生が今日も活躍していました。2学期は少しずつ5年生に行事のリーダーをバトンタッチしていきます。6年生の活躍もあと少しです。 19日(水)4時間授業で、午後は校内研究会。4年生算数「計算のきまり」の授業について、先生方が研究しました。先生たちが学ぶ日でした。 20日(木)4年生が江戸川公園の花を植え替えてくれました。花壇が秋の花に替わって、散歩する人たちの目を楽しませてくれています。また、3年1組は講談社の見学に行きました。  21日(金)避難訓練。いつもは校庭への避難となりますが、今回は近隣の家が火事になったという想定でした。校庭では危険なので、カデドラル教会まで歩いて避難をしました。毎回様々な想定で避難訓練は行っています。子供たちはいつも真剣に訓練に参加しています。 そして22日(土)は道徳授業地区公開講座。たくさんの保護者の方に参観していただきました。教室と廊下で密を避けて参観していただき、ありがとうございました。保護者の皆様の大きなご協力が、いつも学校の力になっています。3校時の「意見交換会」も、初めての取組でしたが、30名近い保護者の方、地域の方にご参加いただき、活発な意見交換をすることができました。いただいたご意見を学校で共有させていただき、今後も教育活動を進めていきます。 1週間、ありがとうございました。写真は4年生の植栽と、3年生の講談社見学です。20日はとてもよい天気で、講談社の最上階から富士山がきれいに見えました。

     

10月13日(木) 3年生 講談社の見学

 今日は3年2組の児童が午前と午後の2回に分けて、講談社の見学に出かけました。学校から歩いて行ける講談社ですが、小学生が見学するのは初めてのことだそうです。関台小の3年生が第1号となりました。中に入ると、ビルの中なのに植物園のように緑がいっぱいのスペースがありました。初めに見学したのはスタジオ。講談社のカメラマンが撮った写真が並んでいる通路を通って、地下のスタジオへ。雑誌などに載せる写真や動画などを撮影するスタジオ、メイク室、実際に料理ができるキッチンスタジオなどを見せていただきました。大きなストロボや、バックに使う大きな紙、照明が明るくてとてもきれいに写るメイク室の鏡、冷蔵庫や調理器具など、見せていただくたびに子供たちは感嘆の声を上げていました。その後、今度は26階のホールへ。東京じゅうが見渡せそうなホールで記念撮影をした後、児童向けの絵本をつくっている編集者の話を聞きました。作者や編集者の思いがいっばいつまった一冊の本ができるまでには、たくさんの方の力が必要なこと、そして私たち読者もその本に関わる重要な一人であることなどを学びました。子供たちは積極的に質問をして、たくさんのメモを取っていて、会社の方からも褒められました。今日もたくさんの学びがありました。3年1組は来週見学をする予定です。

      

10月12日(水) 研究授業 先生たちも学んだ日

 以前にもここに書かせていただきましたが、教員はときどき研究授業をします。研究授業の時はいつもよりもさらに授業準備をして、他の教員や外部の方に見ていただいて、意見をいただいたり指導していただいたりします。そういう経験を積んで力を付けていきます。今日は月に1回の「文京区小学校研究会(区小研)の日。文京区内の教員が1つの学校などに集まって、それぞれ専門の教科等について研究をする日です。今日は関口台町小学校では、3つの部会が集まって研究授業をしました。まずは生活・総合部会。6年生の総合的な学習の時間でキャリア教育に取り組みました。内容は株式投資、タブレット端末を使って企業の情報を集め、企業の取組や未来について友達と話し合い、どこの企業を応援するか考えるのです。少し小学生には難しい内容ではという意見もありましたが、関台小の6年生は真剣に話し合い、素晴らしい意見交換が行われていました。中には報道番組の解説ができそうな児童もいました。授業の後は教員たちが、小学生の時期からこういった学習をすることにどのような意味があるのか活発に意見交換をしていました。図工部会では1年生の造形遊びに取り組んでいました。アクリル板にカラーセロハンやスズランテープを水を使って貼り付けて、形や色の重なりなどを楽しみながら様々な気付きをするという活動です。自分で作品を作った後で、友達の作品を鑑賞し合い、いいなと思ったことを伝え合っていました。特別支援教育部会では、学びの教室での取組について、授業を録画した映像を見ながら検討していました。個に応じた教材作りについて、本校で取り組んでいる活動は有効なのか意見交換をしました。このような研究会も長い間コロナ禍の影響で集まって行うことができませんでしたが、ようやく感染防止対策を講じながら実施できるようになりました。集まった教員の一人がこんなことを言っていたのが印象に残りました。「こういう研究に久しぶりに取り組んで、これが教員の仕事なんだということを改めて感じて、今日はすごく楽しかったです。」私たち教員も子供たちと共に、日々学んでいます。学びがあるのはもちろん子供たちのおかげです。

    

10月6日(木) 3年生が大活躍!ミニ関台キッズ

 今日は「ミニ関台キッズ」を5校時に行いました。いつもの縦割り班活動「関台キッズ」は6年生が企画や進行を務めています。そして年に一度の「ミニ関台キッズ」は1~3年生のみで行うので、3年生が企画や進行をします。9月26日の学校日記に顔合わせをしたという様子を書きました。今日はその本番です。天気がよければ校庭や屋上も使って活動ができたのですが、あいにくの雨で室内での活動となりました。それでも子供たちにとって楽しい活動であることは同じです。どの班も3年生の進行によって、いろいろなゲームを楽しんでいました。1・2年生もいつもの関台キッズより活発に和らいだ表情でかつどうしていたように思います。年齢が近い子供たち同士で安心感があるのかな?そして、どの班でもこの行事を成功させるんだ!と意気込んで活動に取り組む3年生の活躍が見られました。昨日が開校記念日ということで、今日の給食のメニューは鮭ちらし寿司でした。(他には沢煮椀、ほうじ茶プリン、牛乳)

      

10月5日(水) 開校記念日 関口台町小は98歳に

 今日は開校記念日です。関口台町小は今日で98歳になりました。1925(大正14)年に関口台町小は創立されました。学校の授業は4月から始まりましたが、校舎が完成し新しい校舎で教育活動を始めたのが10月5日ということで、今日が開校記念日となったそうです。校名は「東京府東京市關口臺町尋常小学校」で、1年生から4年生までで児童数は744名でした。2年前に関東大震災が起き、はじめはレンガ積みを予定していたのを鉄筋コンクリート造りに改めたそうです。校舎のデザインは当時としてはとてもモダンで、「西洋の大都会にもあれほどの小学校はざらにない。」と言われていたそうです。建物のすばらしさは外観だけでなく、スチームによる全館暖房、7つの特別教室の設置、高価なドイツ製グランドピアノの購入など、教育施設としても優れた学校だったということです。また、連合運動会では、関口台町小の子供たちの去った跡はごみ1つ落ちていないというエピソードも聞きました。「気高くそびゆる 学び舎見よや」と校歌には謳われています。今日は子供たちはお休みですが、校長としては全教職員と力を合わせてこの校風を受け継いで、笑顔があふれる学校づくり、そして子供たちの人間形成に力を注がなければと改めて考える1日でした。

 

10月4日(火) 先生たちも頑張っています! 3年 理科研究授業

 私たち教員には様々な研修の機会があります。教員になると1年目から4年目まで、そして10年目、20年目と法定研修があります。また、主任教諭や主幹教諭、副校長、校長にはそれぞれ年に数回の研修が課せられています。そういった決められた研修以外にも、研修の場はたくさん用意されていて、私たちは日々研究と修養に努めながら子供たちと関わっています。さて、今日は「教師道場」に所属している先生の研究授業が本校で行われました。教師道場は都内の10年目くらいの中堅教諭が定期的に集まり、一つの教科についてどういった授業をしたら子供たちに分かりやすく教えられるか、興味がもてるかなど、研究をする制度です。今日の授業は3年生の理科の授業で、音の性質についての授業でした。いろいろな楽器を使って音が出るときの物の震え方について実験をして、そのちがいや共通点を見つけて自分の言葉で記録し、表現するという内容でした。子供たちは熱心に実験に取り組んで、それぞれが考えたことを記録して発表をしました。研究授業で活躍するのは子供たちですが、たくさんの先生方に見られて授業をする研究授業は教員としてもとても緊張するものです。私も何度も研究授業を経験しましたが、毎回絞れるほどの汗をかきながら授業をしました。授業が終わってから、都内の先生方と授業について協議し、講師の方からご指導をいただきます。こうして教員は少しずつ力を付けていくのです。今日は先生たちも日々頑張っているという内容でした。今月はこの他にも研究授業が何度か予定されています。またその様子もお伝えしていきます。