11月度
11月30日(水) 5年 学年活動 お米の脱穀
今日の3・4時間目、体育館では5年生が一所懸命にお米の脱穀に取り組んでいました。すり鉢のような形のボールに籾を入れ、野球のボールを使って脱穀をします。5年生のPTA学年活動として、パルシステムの皆様のご協力により、行っていたそうです。一所懸命に力を入れてもお米になるのは少しだけ。それでも作業を続けていた5年生。最後まで見ることはできませんでしたが、みんなでどれくらいのお米ができたのでしょうか。お米作りって大変なのですよね。ご飯を食べるときは農家の皆様に感謝したいですね。
11月29日(火) 図書ボランティアによる読み聞かせ
昨日から読書旬間が始まりましたが、今日は図書ボランティアの保護者の皆様が、1・2年生向けに本の読み聞かせをしてくれました。中休みの時間に、体育館で大きな絵本を使い、保護者の皆様はそれぞれの役に分かれて読み聞かせをしてくださいました。読んでいただいたのはかこさとしさん作の「からすのパンやさん」です。私が子供の頃からあった名作ですね。子供たちの意見を参考にして、すてきな形をしたいろいろなパンがつくられていくお話ですね。読み聞かせが終わってからも、この日のためにつくっていただいたパンの掲示を見ながら、どのパンが好きか話し合っていた子供たちもいました。すてきな時間をありがとうございました。私は今回、おすすめの本として中川李枝子さん作の「いやいやえん」を子供たちに紹介しています。これも子供の頃大好きだった本です。ファンタジーと現実の世界を自然に行き来することで、想像力が豊かになった気がします。こういった「名作」は子供たちにたくさん読んでほしいですね。
11月28日(月)③ カタール料理の給食
1週間日記の更新をお休みしていたせいか、今日は載せたいことがたくさんあって、3つ目の報告です。それは、今日の給食。今日のメニューは「チキンマグブース」「レンティルスープ」「ファテューシュ」そして牛乳でした。牛乳以外、初めて目にするメニューです。実は今日は、現在行われているサッカーワールドカップの応援メニューということで、開催地のカタールの料理が出されたのです。まず「チキンマグブース」ですが、香辛料のきいたチキンピラフのようなものでした。「マグブース(マチュブースという地方もあるようです)」は中東の湾岸諸国でよく食べられている炊き込みご飯だそうです。次に「レンティルスープ」ですが、口に入れるとほぐれて溶けていくジャガイモのような食感の物が入っているスープでした。その正体はレンズ豆。レンティルというのがレンズ豆のことだそうで、このレンティルスープはヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東などでは主食になることもあるそうです。最後に「ファテューシュ」ですが、甘酸っぱいサラダの上にワンタンの皮を揚げたものが乗っていました。サクサクした食感がおいしかったです。現地では焼いたり揚げたりしたピタパンというパンを乗せるそうです。世の中には知らない食べ物がたくさんあるもんだなと思いながら、おいしくいただきました。ワールドカップのことは子供たちの中でも話題になっています。次のスペイン戦、どうなるでしょうね。
11月28日(月)② 今日から読書旬間
今朝も6年生のすてきな挨拶で始まる全校朝会から学校生活がスタートしました。今日は私の話の後、図書委員会の6年生が読書旬間のアピールをしてくれました。この2週間、図書室を中心にイベントがあるようです。また、図書室の前にはいつも掲示してある「本の木」のほかに、「お話のなぞを解く」コーナーや、先生方のおすすめの本のコーナーがあります。本を読むことは、知識を増やす、言葉を増やす。集中力が付く、想像力が豊かになる、人の気持ちが分かるようになるなど、たくさんのメリットがあります。ほかにも「自己肯定感が高くなる」とか「気持ちが安定する」などということもデータで証明されているそうです。今日の朝会では、私が小学生の頃に読んだ印象に残っている本を紹介しました。「読書の秋」というよりもう冬に近付いてきていますが、たくさんの本に触れる機会になるといいなと思っています。
11月28日(月)① 地域の施設にお世話になっています
先週は学校を空けている時間が多く、学校日記の更新ができませんでした。地域の施設にお世話になったことを2つお伝えします。1つ目は24日(木)に2年生生活科の「自分の住んでいる町を知る」学習で、カデドラル教会の見学をさせていただきました。本校はホテル椿山荘東京が隣にあり、その向かいにカデドラル教会と獨協中学・高等学校があります。この3つの施設はいわゆる「ご近所さん」でお世話になっています。今回は本校の災害時の二次避難場所としても使わせていただいているカデドラル教会の内部を見せていただきました。まずは丹下健三さんが設計したことで有名な東京カデドラル聖マリア大聖堂に入りました。とても広い空間で、特に天井の高さに子供たちは驚いていました。主任神父の天本様から、教会のつくりや名前の由来などの話を聞き、特別にパイプオルガンの演奏も聴かせていただきました。なかなかできない体験でしたね。その後地下の聖堂も見せていただきました。少し説明が難しかったという子たちもいましたが、「とにかく神聖な場所ということを感じた」「パイプオルガンの音の響きがすごかった」などの声が聞かれました。もう1つは先週19日から27日に肥後細川庭園で3年ぶりに紅葉ライトアップ「ひごあかり」が開催されましたが、その会場で本校の子供たちがかいた熊本県へのメッセージを灯籠として展示していただきました。見に行った人もいたかな。紅葉もとてもきれいでしたが、子供たちの作品も輝いていました。メッセージが熊本の方々に届くといいですね。
11月19日(土) 学習発表会 保護者鑑賞日
今日は本番2日目、おうちの皆様に見ていただく日です。「今日がもう最後だよ。もう次はないんだよ。」などと先生方から声をかけられて、みんな体育館の会場入りをしていました。1年生の群読と歌「せいちょうしたよ!1ねんせいの1ねんかん☆」とにかく全力で声を出して、動きもしっかり覚えて発表してくれた1年生。そういえば今年は1月のはじめに雪が降ったけれど、まだその時は入学する前だったのですね。本当に大きく成長したなと思いました。2年生の音楽劇「動物のカーニバル」サン・サーンスの音楽に合わせての歌は、2年生の子供たちの声にぴったりマッチしていました。いろいろな動物や恐竜が頭にしっかりと浮かんできました。3年生の劇「まん月おどり大会」今日は一番声が出ていました。教室に行くといつもダンスの練習をしていましたが、ダンスも上手でした。低学年、高学年、大人とみんな反応が違っていましたが、惑わされずにできたのも素晴らしかったな。4年生のプレゼンテーション「ズームイン!!昼!日本の地方特集」台詞やスライド、すべて子供たちで考えた作品。インタビューもプロと素人の演技まで上手にできていて、「こういう人いる!」って何度も思いました。それぞれの人の「郷土愛」まで感じました。ズームイン、毎朝見ていたな、なつかしいな。そして6年生の劇「THE LION KING」6年生が劇団四季の劇をやるのは小学校の定番のようなものですが、この作品は初めて見ました。キャストもスタッフもすべて子供だけでやれる6年生、動きが日に日によくなり、今日は「最後だ!思いっきり悔いのないように全力で!」という気持ちが伝わってきました。何度もハンカチが必要になりました。最後に5年生は、今回発表ができませんでしたが、12月初めに発表の機会を設定する予定です。仕切り直しになりますが、精一杯やってほしいです。入れ替え制だったり、会場や校庭で待っていただいたり、保護者の皆様には様々ご協力をいただき、ありがとうございました。
11月18日(金) 学習発表会 児童鑑賞日
今日は本番1日目。子供たちが発表をお互いに見合う日です。コロナ禍となってから、感染防止対策で全校が体育館に集合することはできません。午前と午後、学年を分けての2部制をとっています。子供たちは今日は2回の公演があるわけです。昨年度と同様に、私の校長挨拶は、劇団四季の「幕をあける歌」を歌いました。子供たちへの激励の気持ちをこめて、私も精一杯発表をさせていただきました。今日は1回目がうまくできた人、2回目の方が上手になった人、どちらもベストを尽くせた人…いろいろいることと思います。下校時に校門で挨拶をしていましたが、どの子もとてもいい表情をしていたように思います。そして、「明日は最後、もっと頑張るぞ」という気持ちが挨拶から伝わってきました。今日、思ったことを3つ。1つ目は、違う学年同士で廊下をすれ違うときに激励の拍手をしたり、「上手だったよ」「おもしろかった」と声を掛け合っていたりする姿を見て、すてきだなと思いました。2つ目は、鑑賞のときに「始まりますよ」と声をかけたり、始まりのブザーが鳴ったりすると、すぐに静かになる関台小の子供たちの鑑賞の態度がすばらしいと思いました。そして3つ目は、今日残念ながら体調が悪くて急に欠席しなくてはならなくなった児童が何人かいました。その代役を朝突然言われたにもかかわらず、立派にやりとげた児童が何人かいたことです。そんなことは見ている人には分からなかったと思います。子供たちは本当にすごいなと思いました。さあ明日はどのような発表になるでしょうか。明日も楽しみです。
11月17日(木) いよいよ明日、本番!
学習発表会はいよいよ明日から2日間が本番です。明日は児童鑑賞日。昨年度同様に午前と午後の2回公演で、3学年ずつ鑑賞します。そして土曜日は保護者鑑賞日です。今日は学年ごとにリハーサルを行いました。私は今日、初めてすべてを通して見させてもらいました。どの学年も昨日まで少しずつ見てきた練習の時よりも、とても緊張感があって、しっかりと発表ができていました。「きのうできなかったことが今日はできていたね」と担任の先生からほめてもらっていた学年もありました。少し早口になってしまったり、マスクのせいもあって声が聞き取れなかったりすることもあるかと思いますが、ここまでみんなと力を合わせて練習に取り組んできたことが大事です。きっと一人一人大きな力をつけたことに違いありません。そして、明日からの本番では、発表することの気持ちよさ、人に見てもらううれしさ、みんなでつくりあげた達成感などを感じてほしいと思います。子供たちの精一杯の姿は本当に美しいです。歳のせいか、何だか最近すぐに涙が出てくるんだよな…。今日もそんな場面がたくさんありました。明日はどうかな?保護者の皆様、子供たちに励ましの言葉をよろしくお願いします。みんなが元気に登校してくれることを願っています。
11月15日(火) 学習発表会を週末に控えて…
ここにきてまた、新型コロナウイルス感染症の感染者が増えています。本校でも先週末から感染の報告が多くなってきています。今週末には学習発表会を予定しているので、何とか乗り切ってほしいと思っていたのですが、一つの学級で学級閉鎖の措置をとることにしました。午後、該当の学級に私が行って、「たいへん残念な話なのですが…」と学級閉鎖の措置をとること、学習発表会の当日にはその学年の発表ができないことを伝えました。子供たちは本当にがっかりしていました。でもみんなの健康が一番大事という話を、それぞれに受け止めてくれていました。「そんなことはないと思うけど、休んでいる人を責めてはいけないよ」と話すと、「そんなことわかっているよ、当然だよ」というような反応が返ってきて、少しほっとしました。「誰かを責めたくなったら、校長先生を責めてね」と話すと「それはちがうよ」と言われました。つらいのにしっかり状況を受け止めてくれた子供たち。当日の発表はできないけれど、後日改めて何らかの形で5年生だけの発表の場をつくろうと、夕方職員と話し合いました。下校時にいつものように校門で挨拶をしていたら、明日から学級閉鎖になる学級の子供たちが、担任とのしばしの別れを惜しんでいました。また、「校長先生もつらいですよね」と言って帰った子がいました。ちょっとほろっときてしまいました。今週は練習をしっかり見て、その様子をここに載せようと思っていましたが、様々な対応があって練習を見に行けていません。明後日のリハーサルで成果をしっかり確かめようと思います。感染防止対策をもう一度確かめて、感染がこれ以上広がらないことを願うばかりです。
11月11日(金)「語先後礼」「脱帽」 関台小のすてきな挨拶
今月はあいさつ月間。今朝も子供たちのすてきな挨拶がたくさん聞こえるスタートでした。この2日間、私は出張で学校を開ける時間が長くなっています。昨日も今日も、朝のうちに校内を回りました。ドリル学習に取り組む学級、学習発表会の練習に取り組む学級、お楽しみ会の計画を立てている学級など様々でした。6年生は自主的に集まって、学習発表会の劇の打合せやアドバイスをし合っていました。さすが6年生、と思いました。さて、挨拶の話に戻ります。今回のあいさつ月間では、各学級のあいさつ隊のほかに、代表委員会が活動をしてくれています。全校朝会での啓発動画については先日お伝えしました。その他に、啓発ポスターを作成してくれて、校内に掲示されています。私が昨年4月に関口台町小に着任したとき、帽子を取って挨拶をしてくれる子供がたくさんいることに驚き、すてきなことだなと思いました。相原前校長がいつも子供たちに話されていた「語先後礼」も教室に掲示されています。この関台小のすてきな挨拶を今後も広げていきたいなと思いました。(ポスターの写真がうまく撮れていなくてすみません)
11月8日(火) 1年生と6年生の心温まる交流
今日の2校時、1年生と6年生が校庭に出てきました。学年交ざって並び、開会式みたいなことが始まりました。司会の6年生の「1年生の皆さん、魚沼移動教室の時に晴れるようにてるてるぼうずを作ってくれたり、陸上記録会の時にがんばれと応援メッセージをくれたり、ありがとうございました。今日はそのお礼に、6年生と一緒に楽しみましょう。」と言っていました。9月終わりの6年生魚沼移動教室、みんなのリュックには1年生が作ったてるてるぼうずが付いていました。また、バスには大きなてるてるぼうずが飾られていました。また、10月終わりの陸上記録会では、1年生がメッセージを書いて渡したそうです。(写真があります)あったかい話だなと思っていましたが、今度は6年生が自主的に今回のお楽しみ会を企画し、学習発表会準備でいそがしい中を準備したそうです。校庭では楽しそうに一緒にリレーやしっぽとりゲームをしていました。今日は11月にしては暖かい1日でしたが、心もとっても温かくなる1日でした。
11月7日(月) 挨拶には「魔法の力」がある
先週の話になりますが、3日(木)の祝日に文京区PTAバレーボール大会が行われました。私も2試合、観戦して応援をさせてもらいました。私の若い頃は教員でも学校対抗でいろいろなスポーツの大会があり、すべてに参加をしていましたし、PTAの大会にも必ず顔を出していました。懐かしいなと思うと共に、とても元気をいただきました。学校では11月に入り、恒例の「あいさつ運動」が始まっています。毎朝校門や廊下で担当の学級の児童が元気でさわやかな挨拶をしてくれています。校内の人たちはもちろん、校門の前の道を歩く方たちも何だか笑顔になっている気がします。今朝の全校朝会では、人の挨拶、特に皆さんのような子供たちのさわやかで元気な挨拶はみんなに不思議なパワーを与えるので、挨拶をしっかりする習慣が付けられるといいねと話をしました。実際、私は毎日登下校の児童から挨拶をしてもらって、たくさんの元気をいただいています。皆さんの挨拶には「魔法の力」があるのかもしれませんよ!という話です。そして、あと2週間後に行われる学習発表会も、皆さんが精一杯表現をすることで、多くの観客の皆様に元気を届けようと話しました。今日の午後は5年生の「地域安全マップ作り」の校外フィールドワークについて行きました。私の班は坂を下りたり上ったり…、1時間半よく歩きました。子供たちって元気だな…。でもついていったおかげで、地域の様子がよく分かりました。5年生、ありがとう!
11月1日(火) 5年 社会科見学
今日は5年生の社会科見学について行きました。貸し切りバスで川崎まで移動し、はじめに見学したのは東芝未来科学館。私も20年ほど前に5年担任で来たことがありますが、その頃は東芝の川崎工場の中にありました。2014年に川崎駅前にリニューアルオープンしてからは初めて行きました。液体窒素を使った科学実験を見せていただいた後、自由見学をしました。ここの一番人気は静電気実験のコーナー。専用の部屋に入って人形をさわると静電気が起きて、髪の毛が逆立ってすごい髪型になります。このコーナーは以前の施設からあって、20年前も大人気でした。お昼は富士見公園に移動して、芝生の上で食べました。雨が降らなくてよかったですね。次の見学場所の開始時刻まで時間ができて、公園で少し休み時間を取りました。思い切り体を動かして休まずに遊び続ける楽しそうな5年生を見て、こういう時間も必要だよね…と心から思ったのでした。午後は味の素工場の見学。2時間、映像を見たり話を聞いたり実際に工場見学をしたりと、しっかりとコースが組まれていました。学習指導要領を基にプログラムを編集しているとのことで、企業側の努力を感じました。やはり現物を見るのは一番の学習になりますね。5年生の皆さんもいろいろなことが心に残ったことでしょう。企業はただ物を作るだけでなく、環境や未来のことなど様々なことを考えて物作りをしているのですね。学校ではそんな話を5年生にしました。