1月31日(火) 5年 子供を笑顔にするプロジェクト 水内 猛さんから学ぶ

 今年度、東京都教育委員会では、新型コロナウイルス感染症により友達との関わりや行事などに制約のある学校生活を強いられている子供たちに、多様な体験活動を通じて笑顔になってほしいということで様々な活動を進めています。学校で申し込むと、スポーツや芸術などの活動についてオリンピアンやプロ選手の経験者、芸能人などが学校に来てくれて、体験活動を進めてくれる取組です。本校でも申し込みをしていて、今回は元浦和レッズのJリーガーで、その後もテレビやYouTubeなどで活躍されている水内 猛さんが講師としていらっしゃいました。本当はたくさんの子供たちに体験をしてほしかったのですが、そこはコロナ禍ということで、今回は5年生で体験活動をしました。まずは一緒に体を動かそう!ということで、楽しい運動をたくさん教えていただきました。体を(頭も同時に)使ったじゃんけん、ボールを巧みに扱う動き、そしてグループや学級で力を合わせて取り組める運動など、とても高いテンションで進めてくれる水内先生。さすがプロは違うなと感じました。子供たちは大はしゃぎで運動に取り組み、約1時間しっかりと体を温めました。そして、後半は講演。まずは現役Jリーガーだったときの映像を見ましたが、素晴らしいシュートの数々に大歓声が上がりました。その後、なぜサッカーを始めたのか、最初は野球もやっていたけれど5年生のときにいろいろ考えてサッカーを選んだこと、それからサッカーに取り組んで成功したこと、挫折したこと…などのお話を聞きました。楽しいお話の中で、向上心をしっかりもつこと、スポーツがうまくなるにはとにかく練習を重ねること、負けない気持ちをもつこと、人との出会いが大切なことなどを話していただき、学ぶことができました。この話を聞いて、今の夢をかなえようと努力する子供が出てくるといいですね。5年生にとっては心に残る1日になったことと思います。

     

1月28日(土) 土曜授業公開  1年 昔遊び 2年 いろはカルタ

 今日は今年度最後の土曜授業公開でした。新型コロナウイルス感染症の感染が収まらず、なかなか通常の自由な公開ができなくて申し訳ございません。今回は土曜授業では初めて希望制にして、各家庭2名までにしました。毎回ほとんどのご家庭に参観していただき、ありがたく思っています。ここにきて、少しずつ校内での活動を復活させようということで、関台サポーターズの方にもご協力をいただいて企画や実施をしています。今回は1年生の昔遊びと2年生のいろはカルタで、地域の皆様を講師としてお迎えする活動をしました。1年生の昔遊びは、お手玉、おはじき、あやとり、コマ、けん玉、メンコなどのブースで、遊び方を教えてもらって練習をしました。初めて取り組む子供たちもいたようです。保護者の方にもたくさん見ていただきました。2年生のカルタは、各学級4~5人のグループでそれぞれのグループにも大人が付いて進めました。私も子供の頃によくやったので、懐かしいなと思いながら見ました。「犬も歩けば棒に当たる」「論より証拠」「泣きっ面に蜂」など、私の子供のころでも意味がよく分からなくて、おじいちゃんやおばあちゃんに聞いたことを覚えています。今の子供たちはどのような感じを受けたのでしょうか。6年生の家庭科でも保護者の方にご協力いただきながら、裁縫の作業を進めている授業がありました。今後も保護者の皆様や地域の方々のご協力をいただきながら進める活動を、各学年で考えています。様々な形でいろいろな方に支えていただいて、教育活動を進められることに感謝しています。ありがとうございます。

       

1月26日(木) 4年 ホタルの放流

 今日は4年生が、ホテル椿山荘東京でホタルの放流式に参加しました。まずはホテル椿山荘東京のお部屋に入りましたが、「豪華!」と子供たちは大喜びです。お部屋では、岐阜県大垣市でホタルの養殖と飼育指導をしていらっしゃる千葉先生の講義を聞きました。ホタルの生態や種類、食べ物などについてのお話でした。ホタルはメスの方が体が大きいこと、オスの方が光が強いこと、雑食で何でも食べる種類もあることなどを学びました。4年生にとっては少し難しいお話もありましたが、子供たちはよく聞いて質問もたくさんしていました。そして外に出て、いよいよ放流です。紙コップに入った幼虫を水に流します。真っ黒な幼虫を見て、参加を躊躇している子供もいましたが、何とか放流ができました。この日は2000匹のホタルを放流したそうです。この前にも8000匹ほど放流をしていて、全部で1万以上のホタルが光を放ちながら飛び回る姿が5月下旬から6月にかけて見られるそうです。楽しみですね。

       

1月25日(水) 児童集会

 今朝は集会委員会による児童集会でした。コロナ禍の前は全校が校庭や体育館に集まって、ゲームなどを楽しむのが集会でした。でも最近は放送で集会委員が集会の説明をして、自分の教室で動画を見るという形が主流になっています。集会委員の子供たちは様々なアイディアを出して、集会を続けています。今日は節分も間近ということで、クイズに答えながら鬼を退治していくという動画をつくってくれました。大人の力を借りながら、こういった動画ができてしまうのも今の子供たちという感じがします。私は機器を扱うのが大の苦手なので、動画なんて作れません。この日記更新もとても時間がかかります。子供たちのすごさを感じながらも、早く元の形に戻せるようになるといいなと思いました。

 

1月24日(火) 関台キッズ

 今日は関台キッズでした。現6年生がリードしてくれる関台キッズも残りわずかです。今日は天気もよく、校庭や屋上での活動もできました。屋上でドッジボールをしていたら、5年生が投げたボールがフェンスを越えて校庭に落ちてしまうハプニングがありました。すぐに5年生が階段を降りてボールを取りに行きました。1年生から「こんなことがあるんだね」「5年生ってすごいね」という声が聞かれていました。ハプニングからも憧れを抱くことがあるのですね。教室では室内ゲームを楽しんでいました。黒板に絵を描いて、何を描いたかあてるというゲームをしているグループがありました。楽しいゲームをよく考えるなと思いました。また、隣の教室ではフルーツバスケットを楽しんでいました。室内ゲームの定番です。低学年の子もお題が思い浮かばないときに使う「フルーツバスケット」とは言わずに、「朝ご飯を食べた人」「自分で背が高いと思っている人」などとオリジナルのお題を考えているのがすごいなと思いました。また、低学年の子たちがなかなかお題を思いつかなくても、みんなじっと待っていて「早くしろよ」などという言葉が聞かれず、高学年の子供たちの優しさを感じました。こういう高学年の姿を見て、低学年の子供たちはいろいろなことを感じて育っていくのだなと、改めて思いました。

   

全国学校給食習慣

 1月24日から30日は全国学校給食週間でした。給食だよりでもお知らせしたとおり、本校では昔の給食を現代風に再現したメニューを給食で提供しました。一部の写真を撮っておいたので、ここで紹介します。24日は明治22年、希望者にお寺が出したはじめの給食で、押し麦ご飯、鮭の塩焼き。菜っ葉のおひたし、すいとんでした。25日は大正12年頃で、五色ご飯、玉子焼き、栄養みそ汁でした。わざわざ「栄養」と付けるのが面白いですね。26日は昭和27年頃で、丸パンといちごジャム、鯨の竜田揚げ、野菜サラダ、ミルクスープでした。私が小学生の時に食べたのがこのような感じで、ご飯は出ませんでしたね。パンとジャムと鯨、懐かしかったな。27日は昭和44年頃で、スパゲッティミートソース、フレンチサラダ、桃ゼリー。私が子供の頃は麺がソフト麺でしたね。そして30日は昭和51年頃、この頃からご飯が登場したそうですが、私の通っていた学校ではもっとずっと後でした。この日はチキンカレーライスにかみかみサラダ。お腹がすいていて、この日は写真を撮り忘れました。最後、31日は懐かしい給食ではなく、東京都にちなんだ献立ということで、東京産の牛肉を使ったごぼうの柳川風丼、冬野菜のみそ汁、りんごで、牛乳もこの日だけは東京牛乳でした。

    

学校日記を読んでくださっている方へ ~お詫び~

 いつも学校日記を読んでくださって、ありがとうございます。また、初めてこの日記を読もうと思って開いてくださった方、いきなりこのような形でごめんなさい。1月10日の始業式から週に3回ほどのペースで、いつものように日記の更新を進めていたのですが、ホームページのメンテナンス中にその日記が消えてしまいました。メンテナンスを進めてくださった方も、ご好意で進めてくださっているので、どなたも悪い方はいません。仕方のないことです。パソコンはとっても便利ですが、こういうことがたまに起きますね。これから少しの間はリアルタイムの日記がお届けできませんが、1月24日分から覚えていることを綴っていきたいと思います。申し訳ございません。また、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。                                  校長  佐藤 雅彦