4年ぶりにもちつき会をしました。

   

様々な用具を倉庫から出し、臼や杵を1週間前から水につけ、前日には、遊戯室に臼を運んだり、かまどを組み立てたりして、保護者の係やボランティアの皆さんと園の職員が力を合わせて準備しました。年長児は身支度をして、餅米を研ぐ体験もしました。

当日の朝は子供たちが登園すると、かまどから煙が出ていてびっくり!水を切った餅米が入ったセイロを釜の上に置いて蒸していきます。蒸し上がった餅米を、園長先生が子供たちに少しずつ取り分けて、味見させてくれました。

  

それからつき手のお父さんたちが大きな杵で餅をこねたり、返し手のお母さんと息を合わせて餅をついたりする様子を見て、掛け声をかけて応援しました。その後は子供たちも小さい杵を持って、年少、年中、年長とも5回ずつお餅をつきました。

ついたお餅は調理担当の保護者の方々がおいしく味付けしてくれて、子供たちは保育室で味見をしました。今年は黄な粉味と、のり醤油味で、初めて食べる子もいましたが、よく噛んで、おいしそうに食べていました。その後、少なめのお弁当も食べました。

子供たちにとって自分で餅をつくのは初めての経験でしたが、皆に応援してもらって、頑張ってついたことが嬉しかったようです。

  

また保護者の方々が力を合わせて餅をつく様子が心に残ったようで、さっそく先生と臼や杵を作り、もちつきごっこがいろいろな学級で始まりました。自信をもってペッタン、ペッタンとつく子、手返しをする子、パンダの指人形を持って応援する子、お餅を丸めて黄な粉もちや海苔もちを作り、おいしそうに食べる真似をする子など、楽しかったことを表現して繰り返し遊んでいました。

保護者の方々に感想を伺ったところ、保護者の皆さんも楽しかったようで、またつきたてのお餅はおいしかったようで、よかったです。日本の伝統文化に触れ、様々な人と声を掛け合い、力を合わせて、おいしいものを作る体験ができ、笑顔いっぱいの1日となりました。ご協力ありがとうございました。