9月9日(金)は「お月見献立」でした。

献立は、牛乳・中華炊き込みご飯・野菜のじゃこ和え・お月見団子です。

 

今年の十五夜は、9月10日(土)です。一足早いですが、お月見団子をいただきました!

  

月見は中秋の名月(十五夜)と後の名月(十三夜)に行われます。十五夜にお月見をする風習は、江戸時代に入ると庶民へと広がり、特に農家にとって大切なお祝い事になっていきました。十五夜は、当時では秋の終わりにあたります。この時期は、一通りの収穫を済ませ、1年の農作業が終わりを迎える頃です。農家がゆっくりと過ごせるようになる時期に、この年も無事に収穫できたことを月に感謝しました。その際、芋や柿、栗など、秋の味覚を供えるようになりました。満月に見立てた月見団子は…というと、江戸時代後期から頃から、供えられるようになったと言われています。

 

今年の十三夜は10月8日です。十三夜も、中秋の名月に肩を並べるほどの美しさを持っていると言われます。共に月を楽しむ行事ですが、十五夜は中国生まれ、十三夜は日本生まれです。

 

月見という日本ならではの行事を大切にして、美しい月を眺めてみてください。